オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417)を申請する際には、「英文の銀行残高証明書(Bank Statement)」が必要です。
この記事では、発行方法や注意点、必要な金額などを分かりやすく解説します。
1. 銀行残高証明書とは?
銀行残高証明書は、「これだけの資金が手元にある」ということを示す公式な書類です。オーストラリアでは、生活費や帰国費用を自分で賄えることを証明するために、この書類の提出が求められます。
2. 残高証明書に必要な金額は?
ビザ申請時に必要とされる金額はおおよそ以下の通りです:
- 約5,000豪ドル(日本円で約50万円)以上
- 滞在資金+帰国の航空券代相当
できれば 豪ドル表記 での発行をおすすめしますが、日本円でも問題ありません。
3. 残高証明書の発行方法
発行場所:
日本国内の銀行やネット銀行(例:三菱UFJ銀行、みずほ銀行、楽天銀行など)
必要なもの:
- キャッシュカードまたは通帳
- 本人確認書類(パスポートなど)
- 発行手数料(例:三菱UFJ銀行770円、みずほ銀行880円など)
- 銀行によっては届出印が必要な場合もあります
発行までの日数:
郵送発行の場合、申請から 約1週間 が目安です。余裕をもって早めに準備しましょう。
4. 書類の形式・要件
- 英文で発行されていること(日本語と併記でもOK)
- 発行日がビザ申請から1ヶ月以内
- 残高が明確に記載されていること
- 通貨単位(AUDまたはJPY)が明記されていること
5. オンラインビザ申請への添付方法
ビザ申請はオーストラリア移民局のサイト(ImmiAccount)で行います。残高証明書はスキャンしてPDFまたはJPEG形式でアップロードしましょう。
- ファイル名は「BankStatement.pdf」など分かりやすく
- パスポートのスキャンデータと一緒に提出するのが一般的です
以下に、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、楽天銀行の英文残高証明書の取得方法をまとめました。是非ご参考ください。
🏦 三菱UFJ銀行
✅ 発行方法
- オンライン申請:「かんたん手続アプリ」から申請可能。PDF形式での発行が可能です。
- 窓口申請:最寄りの店舗で申請できます。
💰 手数料
- PDF発行:無料(条件あり)
- 郵送発行:550円(税込)
⏱ 所要日数
- PDF発行:即日
- 郵送発行:約1週間
📄 注意点
- 英文氏名はヘボン式ローマ字で自動変換されますが、必要に応じて修正可能です。
- 外貨換算額の付記や住所の英語表記も選択できます。
詳細は、三菱UFJ銀行の公式サイトをご確認ください。
🏦 みずほ銀行
✅ 発行方法
- 窓口申請:お取引店または最寄りの店舗で申請可能です。
💰 手数料
- 880円(税込)
⏱ 所要日数
- 約1週間〜10日
📄 注意点
- 発行日当日を証明日とする残高証明書は取り扱っていません。
- 来店予約サービスを利用すると、窓口での待ち時間を短縮できます
詳細は、みずほ銀行の公式サイトをご確認ください。
🏦 楽天銀行
✅ 発行方法
- 電話申請:楽天銀行カスタマーセンターに電話で申請します。
💰 手数料
- 524円(税込)
⏱ 所要日数
- 約1週間〜10日
📄 注意点
- 英文住所の表記を事前に用意しておくとスムーズです。
- 残高は円表記のみで、外貨換算は対応していません。
- 登録住所以外への郵送はできません。
詳細は、楽天銀行の公式サイトをご確認ください。
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