【保存版】オーストラリアの交通ICカード徹底解説!Opalカード&Mykiカードの使い方と選び方

お役立ち情報

オーストラリアにワーキングホリデーや留学で来ると、必ず使うことになるのが公共交通機関。
今回は、都市ごとに使われているICカード「Opal(オパール)カード」「Myki(マイキー)カード」について、購入方法・使い方・割引制度などを詳しく解説します!


◆ Opalカード・Mykiカードとは?

オーストラリアでは、都市ごとに異なるICカードが使われています。中でも代表的なのが以下の2つ

カード名主な利用エリア対応交通機関
Opalカードシドニー(NSW州)電車、バス、フェリー、トラム
Mykiカードメルボルン(VIC州)電車、バス、トラム

どちらも、日本のSuicaやICOCAのような交通カードで、チャージして使うプリペイド式です。


◆ Opalカード(シドニー・NSW州)

Opalカード(オパールカード)は、ニューサウスウェールズ州(NSW州)の公共交通機関で利用できる公式の非接触式ICカードです。特にシドニー市内および周辺地域では、このカード1枚で電車・バス・フェリー・ライトレール(路面電車)すべてに対応しています。

🔹 どんな人に必要?

  • ワーキングホリデーや留学でNSW州に滞在する方
  • シドニーでの生活をスタートさせる予定の人
  • 地方のファームで働く際、郊外まで公共交通を利用する人

滞在日数に関わらず、短期旅行者から長期滞在者まで幅広く活用されています。


✅ Opalカードの入手方法(購入方法)

以下のいずれかの方法で簡単に入手できます:

購入場所詳細
セブンイレブン等のコンビニ最も一般的で簡単。街中でも見つけやすい
駅構内やフェリーターミナルの売店Opal対応マークがある店舗で購入可
Opal公式サイト(opal.com.auオンライン注文で自宅や宿泊先に配送可能
空港駅(Sydney Airport)利用可能。ただし最低チャージ$35が必要な場合あり

📌 カード本体は無料ですが、最低チャージ額(例:$10〜)が必要です。


✅ Opalカードの使い方

使い方はとても簡単で、日本のSuicaやPASMOとほぼ同じです。

  • タップオン(乗車時):改札や乗り場にあるOpalリーダーにカードをタッチ
  • タップオフ(降車時):必ず降りるときにもタッチして「運賃確定」

⚠️ 降車時にタップオフしないと、最大運賃が引かれるので要注意!


✅ チャージ方法(残高の補充)

  • 店頭チャージ:Opal対応コンビニや売店で現金・カードで入金可能
  • オンラインチャージ
    • 公式サイト(opal.com.au
    • 「Opal Travel」アプリ(iOS/Android対応)
  • 自動チャージ設定(Auto Top-Up)
    • クレジットカードを登録しておけば、残高が一定以下になると自動でチャージされます。特に長期滞在者におすすめ。

✅ Opalカードの割引制度と料金上限

Opalカードは単なるICカードではありません。利用すればするほどお得になる割引制度が充実しています。

割引制度名内容
平日オフピーク割引電車利用:平日10:00〜15:00・夜間に30%割引
乗り換え割引60分以内の乗り継ぎで$2引き
1日上限金額平日:$18.70、週末・祝日:$9.35で乗り放題
1週間上限金額$50を超える分は無料になる週単位の上限制度あり

💡 「1週間の通勤+週末の観光」で交通費が抑えられる設計になっており、滞在初期からフル活用がおすすめです。


✅ Opalカードのメリット・デメリットまとめ

メリットデメリット
NSW州内どこでも使える(電車・バス・フェリー)他州(VIC州など)では使えない
割引制度が豊富で交通費が節約できる割引適用の時間帯に注意が必要
オンライン管理&自動チャージで便利空港購入時は最低チャージ金額が高い

🧭 ワーホリ・留学生におすすめの使い方

  • 滞在初日または翌日に必ずカードを入手・チャージ
  • 「Opal Travel」アプリをスマホにインストールして運賃管理やルート検索に活用
  • 平日はオフピーク時間を意識して移動すれば交通費を節約可能


◆ Mykiカード(メルボルン・VIC州)

Myki(マイキー)カードは、ビクトリア州(VIC州)全域で使える非接触型の交通ICカードで、主にメルボルンを中心とする電車・バス・トラム(路面電車)に対応しています。

特に市内中心部をカバーする「フリートラムゾーン(無料エリア)」があるのが魅力。メルボルンで暮らす、または働く予定のある方にとっては生活必須アイテムといえるでしょう。


✅ Mykiカードの購入方法

メルボルンでは、以下の方法で簡単にMykiカードを入手できます。

購入方法詳細
セブンイレブンや駅の券売機駅構内や街中のコンビニで購入可能
Myki公式サイト(ptv.vic.gov.auオンラインで注文・残高管理も可能
ニュースエージェンシー(新聞スタンド)地元商店でも販売されている場合あり
メルボルン空港の交通案内カウンター空港到着後すぐに購入可能(最低チャージあり)

📌 カード本体は$6(大人用)で、別途チャージが必要です。


✅ Mykiカードの使い方

日本の交通系ICカードと同様に、タッチオン/タッチオフで利用できます。

  • 乗車時: カードリーダーにタッチして「タッチオン」
  • 降車時: もう一度タッチして「タッチオフ」

🟢 例外:メルボルン中心部のトラム「フリートラムゾーン」では、タッチ不要&完全無料!


✅ チャージ方法(残高の補充)

Mykiカードはチャージ制で、以下の方法で簡単に入金できます:

チャージ方法補足
駅の券売機現金・クレジット対応
セブンイレブン等のコンビニ店員に伝えればOK
オンライン(公式サイトまたはアプリ)クレジットカード決済可
自動チャージ設定(Myki Auto Top-Up)残高が一定以下になると自動入金され便利

📲「PTVアプリ(Public Transport Victoria)」を併用すれば、残高確認や路線案内も簡単です。


✅ Mykiの料金体系(Myki MoneyとMyki Pass)

Mykiは2つの支払い方法から選べるのが特徴です。

プラン名特徴向いている人
Myki Moneyチャージ分から使用料金を都度引かれる滞在が短期間、または移動頻度が少ない人
Myki Pass週・月・年単位の定期券(ゾーン別)通勤・通学などで同じ区間を頻繁に使う人

🚋 ゾーン制度:

  • メルボルン市内はゾーン1、郊外はゾーン2
  • 通常、ゾーン1だけで生活が完結する人が多い

✅ Mykiカードのメリット・デメリット

メリットデメリット
市内中心部は無料で移動可能(フリートラムゾーン)ゾーン制度がやや複雑で慣れが必要
チャージ式と定期券の併用ができて柔軟トップアップや定期購入は事前の計画が必要
オンライン・アプリ連携が便利カードの初期費用($6)が別途必要

🧭 ワーホリ・留学生へのアドバイス

  • メルボルン市内中心部に住む人は無料エリアでの移動が可能なため、生活費の節約に!
  • 郊外のファームや学校へ通う場合は、Myki Pass(定期券)での運用がお得
  • 到着初日に空港またはセブンイレブンで購入し、翌日からすぐに公共交通を使える準備をしておくのが安心

◆ OpalとMyki、どっちを選ぶ?

比較項目Opal(シドニー)Myki(メルボルン)
割引制度◎(充実)△(やや複雑)
購入のしやすさ
カバー範囲広い(郊外まで対応)市内中心+郊外
無料区域×〇(フリートラムゾーン)
初心者向け

◆ まとめ

🚃 OpalカードとMykiカードの比較表

比較項目Opalカード(シドニー・NSW州)Mykiカード(メルボルン・VIC州)
主な対応都市シドニー、ニューサウスウェールズ州メルボルン、ビクトリア州
対応交通機関電車・バス・フェリー・ライトレール電車・バス・トラム
カード価格無料(最低チャージ必要)$6(カード代)+チャージ
チャージ方法店頭・オンライン・自動チャージ店頭・券売機・オンライン・自動チャージ
割引制度平日オフピーク割引、1日&週の上限あり無料ゾーン(市内中心トラム)あり、定期券あり
無料移動エリアなしフリートラムゾーン(市内中心)あり
特におすすめな人郊外の移動が多い人、電車+バス併用の人メルボルン中心部に住む人、トラム利用が多い人

✅ ICカード選びのチェックリスト(はじめての方へ)

オーストラリアでどちらのカードを使えばいいか迷ったら、以下のポイントで判断してみてください。

  • 🔍 自分が住む・働く都市はどこ?
     → シドニー → Opal、メルボルン → Myki
  • 🚌 よく使う交通機関は?
     → トラム中心(市内移動メイン)ならMyki
     → 電車+バス+フェリーも使うならOpal
  • 💰 交通費を節約したい?
     → フリートラムゾーンを活用できるMykiがお得
     → Opalは週上限制度・乗継割引ありで長距離にも強い
  • 滞在期間は?
     → 短期滞在:どちらもチャージ式でOK
     → 長期滞在:Myki Pass(定期券)も検討の価値あり
  • 🧳 到着した日にすぐ使いたい?
     → 空港で購入できるカードを事前に調べておくと安心!

✨ まとめ

OpalとMykiはどちらも非常に便利なICカードですが、対応エリアや特徴が異なるため、自分の滞在スタイルに合わせて選びましょう。

✔ シドニーに行くなら「Opal」
✔ メルボルンなら「Myki」
と覚えておけばOK!

ワーホリや留学生活をスムーズに始めるために、早めにカードを準備して快適な移動環境を整えましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

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